フロアコーティングの種類と価格相場

必要な機能とそれに見合った価格を見極めよう

お値段もそれなりにかかるフロアコーティングは、種類もいくつかありそれぞれ機能も異なってきます。自分の家に合ったコーティングはどれなのか、価格はそれに見合ったものなのかをしっかり見極めていきましょう。子供がいるか、ペットがいるか、お年寄りがいるかの場合、滑りにくいコーティングが最適となります。特に子供とペットがいる場合は、UVコーティングやガラスコーティングなど硬度の高いコーティングがオススメです。

UVコーティングとガラスコーティングはとても人気のある施工方法で、耐久期間も20～30年と非常に長いのが魅力的ですが、業者によっては同じ施工方法でも耐久年数が異なる場合もあります。依頼前にしっかりと公式ホームぺージなどで確認して比較してから依頼する業者を決めていきましょう。

種類別平均施工価格のご紹介

ガラスコーティングの価格相場は？

今一番人気なフロアコーティングの施工方法でもあるガラスコーティングは、価格が他の方法と比べると少々割高感が否めませんが、実は耐久年数が数十年と非常に長いという点を考えると他の方法よりもお得だったりするのです。ガラスコーティングを施工できる業者はまだそんなに多くありませんが、そんな中でも価格を見ていくとやはり差があるのがわかります。

またガラスコーティングは特殊な機材や溶剤を必要としない分、扱う業者も徐々に増えてきましたが、いかに業者の技術力や知識力が高いかで仕上がりが決まると言っても過言ではありません。

UVコーティングの価格相場は？

ガラスコーティングと同じくらい人気の高い施工方法のUVコーティングは、耐久年数は約20年と長く、見た目も美しいことから選んだという方も多くいらっしゃいます。硬化といわれる、施工後の乾燥にかかる時間が短く、部分的な補修もできる点が非常に魅力的です。

難点は、有機塗料で形質変化が起こること、硬度がガラスに比べると低いので傷が付きやすいところなどが挙げられます。また、仕上がりは非常に光沢感が出るため、ナチュラルな雰囲気を求める人には不向きと言えそうです。では、実際にUVコーティングの価格相場を見ていきましょう。

シリコンコーティングの価格相場は？

硬度が高く、薬品などの影響にも強い上、安全性も高めなことから人気があるのがシリコンコーティングです。わりと万能なタイプのコーティングなので、フローリングだけではなくキッチンにも施工することが多いそうです。耐久年数は5～10年と短めで、硬化といわれる、施工後の乾燥にかかる時間が1か月と非常に長いのが難点です。

また塗り直しがきかないので、長期に渡って保護したいというご家庭には向いていません。

ウレタンコーティングの価格相場は？

傷やへこみよりも摩擦に対しての強度が高いウレタンコーティングは、施工における臭い問題が少なく済むことで人気があります。ですが、剥がれてしまうことも多く耐久性があまり高くないので、ウレタンコーティングを選ぶ方も減ってきています。使用する薬品が安全性について問題がある場合もあるので、あまりオススメできる施工方法ではないというのが現実です。

また硬化といわれる、施工後の乾燥にかかる時間が1か月と長いのも難点で、その間は宿泊先などを探さなければなりません。では実際にウレタンコーティングの価格相場を見ていきましょう。