フロアコーティングの必要性を知る
フロアコーティングとは？
日本でフロアコーティングが始まったは1960年代のことで、そんなに古い歴史があるものではありません。住宅の造りや構造などが変化していくにつれ、フローリングの家が多くなりコーティングの需要性も高くなってきたのはごく最近の話です。シックハウス症候群が問題になり、フロアコーティングの重要性が高く評価されるようになり、シリコンコーティング、UVコーティングからスタートし、現在ではガラスコーティングなど施行方法もたくさん登場してきました。
フロアコーティングは、1度施行すれば数十年もの間、サッと拭くだけでキレイな床をキープすることができるという忙しい現代人の強い味方です。また傷や汚れやシミなどからもフローリングを守ってくれますし、光の反射で施行後の床が明るく見えて部屋の雰囲気がよくなることでも知られています。家族の中で一番床に近い高さの、小さなお子様やペットがいるご家庭には特にオススメです。
フロアコーティングの必要性
フロアコーティングが今なぜ注目され、必要とされているのか。フロアコーティングは施行してから数十年間コーティングが保たれた状態でいられるので、その間はずっとキレイな床のままでいられます。万が一家を売るということになったとしても、床が傷だらけだったり、シミが目立ったりするとそれだけで価値がガクンと下がってしまうもの。
一方コーティングされた床は、年数が経って剥がれてきたとしてもその下の床自体は買った時の良い状態を保たれているので、価値が下がってしまう心配がありません。特に新築でマイホームを購入される場合に、今後の将来の可能性を想定して施行を取り入れるご家庭も増えてきています。毎週のようにフローリングワックスをかけているご家庭では手間とコストが長期間に渡ってかかってしまいますが、フロアコーティングにかかるのは初期費用だけな上、掃除の手間もかからないので今本当に人気なのです。
築1年でもデコボコに？
去年新築祝いで伺った友人宅は、どこを見てもピカピカでキレイでお祝いにも力が入りました。今年に入って改めて伺ってみると、まず一番始めに目がいってしまったのがフローリングのへこみと傷です。1年しか経っていないのにこんなに傷などがつくものなのかと疑問に思いましたが、小さいお子さんがいるので床でおもちゃ遊びをしたりする時にどうしても傷だらけになってしまうそうです。まだ小さいこともあり、食事の時にもテーブルからコップなどを落としてしまうこともあって、お子さんの席の周辺はへこみだらけ。1年でこの状態ということは、あと数年経ったら自分たちで張り替えなどしていかないとフローリングがダメになってしまうのではないかと危惧しています。
しかしフローリングはこんなに弱い素材なのでしょうか。ちょっとモノを落としただけでこんなにへこんだり、傷がついたり。正直なところ、素材の弱さにショックというか衝撃も受けました。
