ペットの健康をフロアコーティングで守ろう
ペットはフローリングが苦手？
お掃除が楽で清潔を保ちやすいため人間にとっては快適なフローリングですが、実はペットにとっては滑りやすく、ベストな環境とは言えません。滑ることが原因で関節の病気を発症することもあります。関節の病気になると、元気に走ることができないばかりか歩行さえも困難になってしまったり、症状が重い場合は命の危険もあります。以下にペットがかかりやすい関節の病気の例を挙げます。
椎間板ヘルニア
椎間板とは背骨の間にあるクッションのことで、このクッションが変形してしまうことで起こるのが椎間板ヘルニアです。痛みを伴い、悪化すると脚がマヒして立っていられなくなります。椎間板ヘルニアの発症後に脊髄軟化症を起こすと命を落としてしまう可能性が高いです。
股関節脱臼
滑りやすい床の上では不自然に急な動きをしてしまうことも多く、股関節を脱臼することがあります。足を引きずる・スキップするように歩くなど歩行に障害が出ます。また再発率が高く慢性化しやすい病気でもあります。
膝蓋骨脱臼
膝の皿（膝蓋骨）が正常な位置からずれてしまう病気です。足をかばうように歩く・足を引きずる・痛がるなどの症状があります。膝に負担がかかりやすい小型犬に多く見られます。
抵抗値アップで足腰が守られる
そこで昨今、室内でペットを飼っている方がフロアコーティングを施す例が増えてきています。フロアコーティングを施すことでフローリングの抵抗値がアップし滑りにくくなるため、大事なペットの足腰を守ることができるのです。カーペットという手もありますが、爪が繊維に引っかかる・ダニが発生しやすいといったデメリットも多いのであまりおすすめできません。
またペットを飼っていると、オシッコしてしまったり吐いたりということもよくありますよね。フローリングそのままですと、尿に含まれるアンモニアなどの成分が染み込んで床が変色してしまうことがありますが、フロアコーティングをしていればそういったことは防げますし、汚れた時にはサッと水拭きすればいいのでペットがいても美しい床を保てます。さらにガラスコーティングやUVコーティングであれば耐久性が高いためペットの爪による傷が付きにくいというメリットもあります。
床から食べ物を食べても大丈夫！
ペットは人が床に落とした食べ物を食べてしまうこともありますし、ペット用のお皿にゴハンを入れたはずが床にこぼれてそのまま食べている・・・なんてこともよくありますよね。
そこでペットがいるご家庭では、フロアコーティングの中でも安全性の高いガラスコーティングがおすすめです。フロアコーティングは有機系・無機系に分けることができますが、有機系フロアコーティングは使用している溶剤に有害な化学物質が含まれていることがあります。
一方で無機系に分類されるガラスコーティングは無機質の液体ガラスを原料としており、近年深刻な問題となっているシックハウス症候群の原因物質ホルムアルデヒドも含みませんし、食品衛生法においても安全性が認められています。ペットはもちろんのこと赤ちゃんが舐めてしまっても大丈夫。床との距離が近いペットには、安全性の高いガラスコーティングでより良い環境を作ってあげたいですね。
