フロアコーティングに最適な時期とは?
フローリングを傷や汚れ、雑菌などから守ってくれるフロアコーティングですが、いつ施工するのがベストタイミングなのでしょうか。ここでは、フロアコーティングに最適な時期をまとめました。
フロアコーティングは新築時・入居前にしよう
新築物件を購入して、フロアコーティングをしようか迷っているなら、できるだけ入居前のタイミングで行うのがベストです。フロアコーティングするには、家具をすべて部屋から出しておかなければなりませんし、ほこりなどを取り除く掃除も必須になってきます。
入居前のなにも荷物を搬入していない時にするほうが、時間も手間も省けるので、料金も抑えることできる場合が多いです。さらに、コーティングを乾かしている間は、部屋に足を踏み入れることができません。
次に説明しますが、コーティングの種類によっては乾燥に数日かかる場合もありますので、入居後に施工するとその間の宿泊代も必要になってきます。やるなら新居の入居時に行っておきましょう。
フロアコーティングの乾燥にかかる時間
フロアコーティングには、施工時間に加えてコーティングを乾燥させる時間が必要です。下の表は、種類ごとの施工時間と乾燥時間をまとめています。それぞれ1~2日くらいは乾燥に必要ですが、UVコーティングの場合だけは特殊な紫外線を照射して固めますので、乾燥時間は必要なくなります。1日あれば施工が完結するのは、UVコーティングのメリットのひとつですね。
施工時間 | 乾燥時間 | |
---|---|---|
ガラスコーティング | 8~9時間 | 2日 |
UVコーティング | 6~10時間 | なし |
シリコンコーティング | 7~8時間 | 2日 |
ウレタンコーティング | 4~5時間 | 1日 |
乾燥しやすい季節を狙おう
入居中だけど、フローリングの痛みが気になるからフロアコーティングしたいと考えていらっしゃる方は、乾燥が早い季節・天気のいい日を狙って依頼しましょう。1日で完結するとはいえ、湿気が多い夏などの暑い季節や雨の日では、外に出した家具は濡れてしまうし、コーティングはなかなか乾かないしで、いいことはありません。
乾燥する冬~春にかけて施工するのがベストタイミングと言えるでしょう。乾燥が速いメリットは、家に入ることができるのが早いだけではなく、コーティングの出来栄えにも影響します。サッと乾燥できたほうが、ムラがなくキレイに仕上がりますので、しっかりタイミングを業者に相談しながら依頼しましょう。